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mixi engineer blog

ミクシィ・グループで、実際に開発に携わっているエンジニア達が執筆している公式ブログです。様々なサービスの開発や運用を行っていく際に得た技術情報から採用情報まで、有益な情報を幅広く取り扱っています。

Android向けmixi公式クライアントを公開しました

Android mixi
はじめまして!新卒で入社した藤崎友樹です。 ...と書こう書こうと思って、うっかり 2 年半が過ぎ去ってしまいました。システム本部技術部たんぽぽグループの rai と申します。

Android 端末をご利用中の方へ、クリスマスプレゼント!

本日、 Android 端末向けの mixi 公式クライアントアプリケーションをリリースしました。 Android 端末をご利用の方は、マーケットより「mixi」で検索していただくとダウンロードできるようになっています。以前のプレスリリースでは、 Android 2.2 以上対応となっていたため、残念な思いをされた方もご安心ください。 2.1 でもご利用いただけるようになっております。
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本日リリースのアプリでは、つぶやきと友人の最新情報の閲覧、フォトのアップロード、あとチェックインをご利用いただけます。端末に標準で用意されている写真ギャラリーの「共有」メニューから、mixiフォトへのアップロードが簡単に行えるほか、フォト付きのつぶやきも、アプリから手軽にご利用いただけるようになりました。つぶやきにイイネ!をつけたり、コメントをするのも簡単です。

また、クライアントアプリケーションとしても、できるだけ使いやすくなるよう心がけています。たとえば、スライドキーボード付きの端末などで横に向けて使った時でも、タイトルやメニューバーは横に避けて、上下の表示領域を最大限取ることで、狭さを軽減しています。発言の投稿やフォトのアップロードは、バックグラウンドで行うため、投稿完了を待つ必要はありません。さらに、電波状態が悪くてつぶやきの投稿に失敗してしまっても、書いた発言は失われず、失敗の旨を表示している通知バーより元の状態に復元できるようになっています。

一方で、今回リリースしたアプリは、正直なところ、機能数としてはまだまだ不足があり、クライアントとして実装が及んでいない部分に関しては、潔くデフォルトのブラウザの mixi Touch へ飛ばしてしまっています。これを、埋込みのブラウザ (WebView) で実装するという選択もあったのですが、
  • Android には戻るボタンがあり、ブラウザに遷移してもすぐに前の画面に戻ることができる
  • 普段使っているブラウザのCookieが使えるため、各種ページでのログインセッションがそのまま生きる
  • 普段から使っているブラウザの機能(ブックマークなど)をそのまま使うことができる
  • リンク先の URL に対して Intent Filter が仕掛けられている場合、直接遷移できる
といった利点もあるため、今回は直接ブラウザに遷移させるように実装しています。このような、まだまだ改善が行えそうな部分に関しては、今後の機能の拡充に合わせて調整していく見込みです。

これから、 mixi をもっと様々な場面で活用できるよう、今後に向けた検討を続けていきます。 mixi 上のサービスを利用できることはもちろんですが、 Android らしく、他のアプリケーションから連携しやすいよう、各種 Intent や Account Manager, Content Provider を用いた Android 開発者向け情報も充実させていくことを検討しています。先日から、一般の開発者の方にも mixi Connect の Graph API がご利用いただけるようになりましたが、公式クライアントがインストールされている Android 上ではさらに、ユーザーがログイン情報の入力を省略できるようになるなど、便利な機能を提供していく見込みです。アップデートにご期待ください。

ちなみに、今回のクライアントアプリケーションは、 11 月スタートという割とタイトなスケジュールで開発を行っています。チームも、ディレクター 1 人、プログラマー 2 人、デザイナー 1 人、テスター 2 人、といった小規模なものです。私自身、スタート時点で、個人で細々としたアプリの開発経験はあれど、ガッツリと作り込むのは初めてという状態でした。短い期間に、色々詰め込んだり、あーでもないこーでもないと試行錯誤を繰り返していたら、間違いなく痛い目に遭ってオシマイになってしまうのが目に見えていたため、急いで本屋に駆けこんで(ギリギリにならないと動き出せません)アジャイル開発に関する書籍にあたり、 Hudson と Android Emulator Plugin を用いた自動ビルド環境の構築、 Test Driven Development といったアジャイルのプラクティスの数々(と書いて文明の利器と呼ぶ)を積極的に取り込むことで、無事リリースに至る事ができました。このあたりの詳しいお話も、またどこかのタイミングで書けたらなと思います。

年末年始、簡単になったフォト付きのつぶやきやチェックインをお楽しみください。メリークリスマス!
(ちなみに、今日は「クリスマスを1人ですごさない会」という会合に参加します)