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mixi engineer blog

ミクシィ・グループで、実際に開発に携わっているエンジニア達が執筆している公式ブログです。様々なサービスの開発や運用を行っていく際に得た技術情報から採用情報まで、有益な情報を幅広く取り扱っています。

POStudy Day 2015 Spring in Tokyo - 参加体験記

education productowner

こんにちは。15新卒デザイナーの豊島です。

5月24日に「POStudy Day 2015 Spring in Tokyo 〜顧客価値の再定義:新しい価値を見つけ出すための一日〜」というイベントが弊社で行われました。今回の記事では、参加者として学んだことや気づいたことについて、ご紹介させていただきます。

POStudyとは?

プロダクトオーナーシップ勉強会のことです。プロダクトオーナーシップはプロダクトの責任者だけのものと思われがちですが、本来はプロダクトに関わるメンバー全員のものであり、「自分ごと」として捉える必要があります。

POStudyでは、実際に手を動かすことで、新しい発見や気づきを得ることができるような場をメンバー間で作っていきます。今回のテーマは「顧客価値の再定義」ということで、様々なフレームワークを試しながら、グループで議論しました。

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会場の様子

タイムスケジュール

09:30 - 09:50 オープニング

09:50 - 14:00 顧客への提供価値を考える(製品企画)

14:00 - 16:30 顧客への提供価値を重視したビジネスモデルを考える(ビジネス企画)

16:30 - 19:00 顧客への提供価値を重視したユーザーストーリーを考える(製品設計)

19:00 - 19:30 振り返り&ディスカッション

19:30 - 20:00 クロージング

フレームワーク

今回のイベントでは、5つのフレームワークに沿って作業しました。毎回フレームワークの使い方について説明があり、各グループで作業するという流れでした。

  1. カスタマージャーニーマップ
  2. バリュープロポジションキャンバス
  3. ビジネスモデルキャンバス
  4. ピクト図解
  5. ユーザーストーリーマッピング

この中で特に興味を持ったのは、バリュープロポジションキャンバスです。バリュープロポジションとは独自価値のことで、JTBD (Job to be done)という顧客が実行したいことをベースに「誰にどんな価値を提供するか」を考えます。この顧客が誰か、というところで価値は変わってきます。

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バリュープロポジションキャンバスの説明

このように、バリュープロポジションキャンバスには四角と丸を使います。提案する価値は論理的であるため四角で表し、顧客セグメントは感情的であるため丸で表します。

提案する価値(四角)に含まれること:

  • Product & Service : 提供する製品・サービス
  • Creator : 顧客にとって嬉しいことを増やす
  • Reliever : 顧客にとって嫌なことを減らす

顧客セグメント(丸)に含まれること:

  • Gain : 顧客にとって嬉しいこと
  • Pain : 顧客にとって嫌なこと
  • Job : 顧客がしたいこと

埋める順番は、丸⇒四角です。まず顧客のしたいことを考えて、それを元に嫌なこと、嬉しいことを考えると丸が埋まります。顧客のしたいことを元に、製品・サービスとして提供できることを考えて、嫌なことを減らす方法、嬉しいことを増やす方法を考えると四角が埋まります。両方できたら、丸⇔四角が合致しているか見比べます。 

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ポストイットを使った例

バリュープロポジションキャンバスを使うことで、とてもシンプルにまとめることができました。慣れれば頭の中で出せるようになってくるそうです。また、他のフレームワークと連携させることもでき、例えばバリュープロポジションキャンバスのGainとPainがジャーニーマップの感情曲線とリンクしていたり、バリュープロポジションキャンバスの四角がビジネスモデルのキャンバスのVP(価値提案)、丸がCS(顧客セグメント)と同じだということを知りました。 

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フレームワーク間でリンクしていることを示す図

ワークが全ておわってから、集合写真を撮りました。様々なバックグラウンドを持ったメンバーが集まってグループになっていたので、視野が広がって面白かったです。

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集合写真

学んだこと

フレームワークを理解するためには、手を動かして実際にやってみることが大切だということが分かりました。さらにそれを使いこなすためには繰り返し使って、慣れておくことが必要なので、これからも使い続けていきたいです。

グループで作業をしてみて気づいたのは、共通認識を作ることが必要だということです。議論している内容がずれていた、ということにならないためにも、言葉の定義を確認したり、いつでも振り返ることができるように可視化しておくことが大切だと分かりました。

参考になるスライド

このイベントで使われていたスライドは、SlideShareに公開されています。

 

他にも、講師の方々が過去のイベントで使われていたスライドも公開されています。

 

参考になる記事

各フレームワークについて紹介している記事があるので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください。

ワークシートをダウンロードできるサイトもあります。

お知らせ

POStudyに参加してみたい!という方は、毎回Doorkeeperから募集しているので、ぜひご参加ください。次回は7月11日と7月12日に行われます!

弊社にも遊びにきてください!