iPad 2カバーに秘められた恐るべき陰謀を暴く
技術部の松岡 剛志です。
ある日、自慢のiPad 2で犬がしっぽを振って散歩をおねだりしている動画を見ていました。
とても愛くるしいためずっと見ていたかったのですが、会議が入ってしまいiPad 2のスマートカバーをかけることにしました。
戻ってきて再開してみると、、、?
僕の貴重なiPad 2に染みができていました。
拡大します。
染みは赤と青が均等に並びつつ、少し離れたところに点が一つだけという形になります。
ついでに
片面すべてを片方の極にすると磁力は半減します。
ある程度でセルにする、そしてその周りを磁力を誘導しやすいもので囲うことで磁力を有効活用できるとshigeki.morimotoに教わりました。
冷蔵庫にくっついている強力な磁石を想像するといいかもしれません。
というわけで上記のような構造を仮説として持ちました。
この仮説が正しいのでしたら、スマートフィルターの裏面の磁力はほとんど無いか有っても極は表面と同じはずです。
仮説は間違っていました。スマートフィルターの表面と裏面では極が異なっています。
また表面にはドットの磁石があるのに対し、裏面にはないのも興味深い点です。
このドットは弊社のkinukawaのところに2台あるiPad 2で検証したところ、スタンバイかどうかを検知するセンサーのものでした。
kinukawaはこちらのブログで非常に興味深い研究結果をレポートしているのでご参考ください。
つまりiPad 2スマートカバーの磁石の配列は上のようになっているということになります。
しかしこの組み方ですと磁力を有効に活用しているのかどうか分かりません。一面を一つの極としている磁石でもいいのかなという気がしてしまいました。
この後我々は写真にあるようなさまざまな学術的な調査を行いましたが、なぜこのような配列で磁石を置いているのかは結局わかりませんでした。
kinukawaにコメントを求めたところ、工業生産時に面ごとの極だとどうしてもずれてしまうのではないかという仮説をいただき現在はそれが有力ではと考えられています。
mixiではたんぽぽG近辺に置かれている、磁石のホワイトボードのようなiPad 2ではなく本物のiPad 2の購入補助制度(NGD)があります。
プライベート用の端末として購入が可能で、多くの社員がこれを利用し新しいデバイスについての理解を深めています。
今回のスマートフィルターはこの制度を利用したshigeki.morimotoがフィルターだけ先に届いた、本体はあと二週間後に届く、というところから始まりました。
この制度の詳細はこちらをご覧ください。