mixi engineer blog

*** 引っ越しました。最新の情報はこちら → https://medium.com/mixi-developers *** ミクシィ・グループで、実際に開発に携わっているエンジニア達が執筆している公式ブログです。様々なサービスの開発や運用を行っていく際に得た技術情報から採用情報まで、有益な情報を幅広く取り扱っています。

エンジニア100人に聞きました「エンジニアとファッション」(イノセン編)

今月下旬のVJの準備をしようと、古いバージョンのQuartz Composerファイルを開こうとしたらMac OS X 10.7ではもう開けず悲嘆に暮れているもりもとです。

tech@サイボウズ式の風穴さんから、おもしろい企画を伺いました。

このたび、ITエンジニアを抱える企業の皆さんと一緒に、「エンジニア100人に聞きました」という、お楽しみ企画を始めることになりました。
これは、毎回、同じアンケートをそれぞれの企業内で行い、結果を「せーの」で同時公開する、というものです。
あくまでも「お楽しみ企画」なので、統計学的に有意な結果を得ようというわけではなく、ただ、それぞれの企業カラーを反映した「エンジニアの雰囲気」が見えてきたら楽しかろう、というぐらいのつもり。何より、テクノロジーを愛するエンジニア同士、一緒に面白いことをやって盛り上がれれば、それが一番、というスタンスです。
なので、結果発表の仕方も、それぞれの企業ごとに自由にしてもらう形をとっています。また、全部の結果をまとめた形での見せ方は、あえて用意しないことにしました。読者の皆さんが面白そうだと感じたら、まとめサイトなり、勝手集計サイトなりを作って、一緒に盛り上がっていただければ嬉しいです。ご意見、ツッコミ、アイデア提案なども、大歓迎です。

うちも乗ります!
ほか、サイボウズさん (tech@サイボウズ式)、はてなさん (Hatena Developer Blog)、GREEさん (GREE Engineers' Blog) が乗ってきてるみたいです。

 

社内のエンジニア全員にどどーんとアンケート、というのも考えたのですが、弊社では昨今、ミッションに合わせた分社化や組織化もさらに進めているところです。それぞれのご紹介も兼ねて、組織やグループ会社を対象に切り分けてやってみようと思いました。

まず第一号として、いま私がいるmixi innovation centerのエンジニアのみなさんを母集団にしています。
株式会社ミクシィの「イノベーション・センター」とは、おもに社内の新規事業を育成・支援しビジネス化する、一般に「企業内インキュベーター」と呼ばれる組織です。
SNSであるmixi.jpとは別の軸や発想で、あんなことやこんなことを立ち上げたりリサーチしたりしています。社内通称は「イノセン」。
mixiをお使いでないかたがたへも知っていただきたいため、私たちはあえてfacebook pageのほうにいたりします。Likeしていただければ嬉しいです!

www.facebook.com/mixiinnovationcenter

 

年齢層

イノセンは小規模な集団なので年齢層の円グラフもざっくりしていますが、全社的にもエンジニアの年齢層は20代が最多、続けて30代といったところだと思います。

「X0代」という書き方は良いですね。
round的に1の桁を切り捨てなので、私も「40代」に留まっていられます。
ceil的な四捨五入メソッドはもうやばいです!

性別

イノセンだけ切り分けると男性100%です。

グラフにした意味がありませんでした。
一色で塗りつぶされたマルから健気に伸びている引き出し線に、
ありがとう。本当申し訳ない。
という気持ちになりました。

好きなプログラミング言語

円グラフにおける順番は、独断と偏見で、てっぺんの12時から時計回りに「美しさ → プラグマティック」で並べてあります。もちろん反論もあると思いますが、軽く飲みながらこんな議論をするのもたのしいですよね。

株式会社ミクシィというと、mixi.jpの内部がほぼ全部perlで書かれているというところからperl仕事が多かったのですが、いまはスマートフォンのネイティブアプリケーションも精力的に開発していますから、その筋の言語も比率が高まってますね。Rubyも割と人気です。「仕事で使う言語 = 好きなプログラミング言語」とは限りませんしね。

時計回りにまわってきて、最後の一日の終わりにExcel VBAが入ってるのも、締めに薬味をピリっと入れたというか、パンチが効いてます。

さて…… 今回の本題?
「エンジニアとファッション」に差しかかってきました。

チェック柄のシャツを持っていますか

アンケートの選択肢としては以下の4つなんですが、

  • 持ってない
  • 1〜2着は持ってる
  • 3着以上持ってる。チェック柄は少なめ
  • 3着以上持ってる。チェック柄は多いほう

その結果は

「1〜2着は持ってる」が多数。
「持ってない」「3着以上持ってる。チェック柄は多いほう」も一人ずつ。
まあそうかな、という感じです。強烈なインパクトはありません。
はい次。

服を買うお店は決まってますか

ここも、以下の選択肢のうちから

  • 買うお店(ブランド)を決めてる. いつもそこで買う
  • 決めてないけど、だいたい同じようなお店(ブランド)で買う
  • 決めてないし、実際にいろんな店で買う

それほどこだわりはないようです。
いただいたコメント「面倒なので、店固定、仲良しの店員さんに選んでもらっている」が趨勢を表しているような気がします。
leanで良いのではないでしょうか!

憧れの人を真似して買ったシャツがある

「ある」は1票だけでした。

1票は僕ですが…… 憧れの人というか…… とあるノイズ・ミュージシャンが着ていた 'cereal killer' (serial killerではありませんよ) のTがかっこよかったのでUSから通販で買っちゃった、という事案ですので、あんまエンジニアリングとは関係なかった。

アメリカ合衆国には、同国の武器輸出規制でRSA暗号のソフトウェアが国外持ち出しになっていることに抗議し、RSA暗号アルゴリズム実装したperlコードをTシャツにプリントしたり、自分の腕や胸にタトゥーしている人たちがいます。カッコいいですね。彼らに憧れてRSA暗号perlシャツを買ったり、RSA暗号perlタトゥーを入れたりしたら、エッジなハッカーとして本物ですね。タトゥーは服じゃない気もしますが。

ここぞというときに着る勝負シャツがある

3票ありました。思ったよりもあるな〜

コメントからひとつご紹介。

「WWDC 2012の際に訪問したApple HQのApple Storeで買った白シャツ (レディース用size:S) がお気に入りです。弊社にて取材を受けるときに着てます

ずばり「エンジニアとファッション」だと思います。いいですね。

ここぞというときに履く勝負パンツがある

ほか、アンケート項目から外れて

「勝負パンツはあります!」

という回答もありました。

びっくりする回答ですが、ご安心ください。
私たちイノセンのエンジニアは、2013/8現在、全員男性です。
さきほどの青一色のマルを、再掲します。

おちついて勝負パンツのオーナーに詳しくうかがってみると、彼は高専のころから、そのパンツを履いてハッカソンやプレゼンに臨めば優勝など必ず好結果を得られたとのことです。そこからゲンをかついで「勝負パンツ」として運用開始してからは、着用してのプレゼンテーションがみごと日米のTechCrunchに採り上げられる、着用してのサービスローンチが成功するなど、その効果は半端無いようです。真に驚くべきパンツですが、この余白はその写真を掲載するには狭すぎる。


と、いったエンジニアたちと一緒に、ミクシィのイノベーション・センター (イノセン) は

といったプロダクトをご提供し、さらに新たなるイノベーティブなものの調査や支援に毎日取り組んでいます。
今後ともよろしくお願いします。